人生オタク街道まっしぐら

若干20歳過ぎにして、若手俳優、ジャニーズ、声優、漫画、アニメとひたひたにオタクに漬かる15年の人生の中で見えたもの

「良いファン」と「悪いファン」Part.1 マナー

なぜか最近私のことを「良いファン」といってくれる人が周りに多い。とてもありがたいがもったいない言葉だと思う。

「良いファン」ってなんだろうと考える。私の考える良いファンがイコールで芸能人側の考える良いファンとは限らないことは承知の上で自分の考えを連ねてみる。初めてパソコンから記事を書くので読みづらかったりしたら申し訳ないです。はてならしい記事が書いてみたかった。

良いファンとはなんだろうと思うと、第一に「マナー」の良いファンが思い当たる。例えばジャニーズだったらコンサートの前後ではアリーナで盛り盛りヘアーのピンヒール170cm超が目の前にいたから、何も見えなかった。とか、音漏れ参戦した、だとか、会場近辺にちらばったゴミだとか、行き帰りの電車の中で大声で騒ぎ立てるとか、たくさんある。そんな様子を隠し撮りした画像とともに「私はチケット取れなかったのにマナー守れてない人がいて残念です こんな人が○○くんに会えるのは本当に嫌です #最低だと思う人RT」みたいなツイートで溢れかえる。
ライブハウスでピンヒールの人がいて足を踏まれて骨折した、というもう人としてのマナーがどうなってんだというものや、○○のときはこういうC&Rが基本なのに隣の人がやってなかった!という少しおせっかいな意見だとか。この「ファンマナー」は根深くて恐ろしい。
基本的には新しいジャンルに興味を持ったら過去の作品をDVDなどで鑑賞してお勉強したり、このブログが読めてる人は使用している端末でルールとかマナーとか調べたらいいと思う。とても膨大な量が出てくる。

ここで本題の舞台、ミュージカルにおける基本的なマナーについて述べたい。昨今のとうらミュ、ペダステ、生執事におけるマナーを守れない人を席番込みで晒し、ツイッターのアカウントを特定してスクリーンショットもしくは引用RTなどで晒す「捨て垢」が流行っている。結構RTで回ってくるし、彼女たちの呟きは暴力的なまでの正論*1だ。やり過ぎてる感は否めないけど、優しく言ったところで引き下がるわけでも次からは気をつけますとか言ってなにも改善されてない場合も度々見受けられた。年末にはヘタリアのミュージカルが開催される。APHはマナーのきついことで有名だし、某テーマパークで大人気だった演者も出演するしできっと三つ巴大決戦になるだろう。それがどうにかして大炎上まで行きませんように、程度の祈りはしている。私は周囲の人がやっていたら椅子を蹴り飛ばしたくなる、終演後とっ捕まえて返金を訴えたくなるレベルのことだけ触れる。
もちろん私のマナーは完璧ではないですが観劇素人でもないと思われるから述べさせていただきます。


1.観劇の際は喋るな
当たり前のことだが、喋ってはいけない。普通の声量はもっての他だがヒソヒソ声は意外と響く。そしてヒソヒソのために顔を寄せると段差がなくて互い違いに椅子を配置しているような劇場では地獄になる。後ろのひとの視界、遮りすぎ罪に問われても仕方ない。隣に友人が座っていてすごく喋りたいという人は幕間だとか舞台の前後に喋って欲しい。最速で伝えたいことがあれば終演とカーテンコールの合間の暗転+拍手の間に拍手に紛れるようにして語りかけて欲しい。明転したら舞台上に役者がいなくても黙るのが筋だ。どうしても隣が友人だと喋ってしまうこともあるだろう。その場合、チケットを連番で取らなければいい。なんてお手軽な解決方法なんだ!!ファンタスティック!!


2.劇場内での会話は気をつけろ
何を気をつけろと言ったら「ネタバレ」と「BL」は控えようっていうお話だ。自分では大声出してるつもりじゃなくてもテンションが上がってしまうとどうしても声は大きくなりがちである。ネタバレはすごく冷める。楽しみにしてた気持ちがすごく沈む。ツイッターで検索しててたまたまネタバレを踏んでしまったときは妥協できる。検索した私にも責任があるからだ。でも垂れ流してるやつの横に座ったがためになぜ割を食わねばならんのだ…。
特に2.5次元ミュージカルにおいては役者がファンサービスのようにカーテンコールでちゅうしたりキツめにハグしたりしているけど*2あれは公式ではありませんので、どうしても語りたければLINEでどうぞって思う。あと○○×△△を語ってる傍で△△×○○こそ至高な方が潜んでいるかも知れないという点も気遣いして欲しい。自分がされて嫌なことはやめよう*3


3.上演中の飲食は禁止!禁止ったら禁止!!
明治座などではお席での食事が許されていますが(全面禁止の劇場もありますご注意ください)、上演中ではありません。よく売られている幕の内弁当は幕間に食べるから幕の内弁当なのです。上演中の咀嚼音はとても目立ちますし、匂いもよろしくありません。おせんべいとか論外です。例外と思えるのは「飴」だけです。しかしこれも開演前に120%の準備をされた方だけかと思われます。コンビニなどで購入されたかたも袋のガサガサ音は迷惑ですので、手元に「小分けにされたものをお持ちの状態」なんなら「包装紙をすべて剥いた状態」でお持ちになって上演中に口に含んで頂きたい。劇場は乾燥しがちなので喉が弱い人はすぐ咳が出る。しかも止まらない(私もそう)。それはそれで迷惑なので飴をなめましょう。私はいちごみるくの飴がすきです。


4.観劇に即して必要のないものはカバンにしまい、カバンは椅子の下、または膝の上に
わたしが思うに手元に置きたいのはハンカチ(吸水性のあるタオルのやつ)、飴くらいである。あとメガネ。予想より見えなかった時のための予防線程度のものだけど。最近ぬいぐるみとか膝の上に置いたりしてる人多いらしいけど、自分の好きな芸能人がそんなことしてたらドン引きでしょ?やめよう。私も石原さとみさんが膝の上に巻島のぬいぐるみ載せてたらちょっとどころじゃなく引く。やめよう。なんでよ!!誰にも迷惑かけてないじゃない!!って人もいるけど民度の問題だと思う。ぬいぐるみ持ってたら○○くんがこっち見てくれたの!!指差してくれたの!!っていうけど彼の視線はぬいぐるみにしか向いてないし、あなたの顔は見てません。そもそもぬいぐるみを認識してもらってファンサしてもらえたっていうけど、舞台はファンサする場所じゃないので。演技とカーテンコールでお辞儀するためだけの場所なので。勘違いしないでください。そして鞄を椅子の上に置いて背もたれに背を付けないのはひたすら迷惑なのでおやめください。


5.携帯の電源はオフに。できなければ機内モード
バイブがうるさい。音が流れた日には最悪。あなたの意識を変えれば世界は変わります。どうしても電源を落とすことに抵抗があるとか、世界と繋がってないと死んじゃうって人は機内モードでどうぞ。あと演出の都合上止むを得ず非常灯すら消されているのに客の都合で携帯チェックして勝手に非常灯付けるのやめてください。どうせメルマガだよ。


6.周囲の人への気遣いをもつ
周りの人も、あなたと同じお金を払って舞台を見に来ています。遅刻はしない、香水つけすぎない、高い位置で髪を結ばない、大きいカチューシャや帽子は席に着いたら取る、大きな荷物はクロークに預ける、前のめりにならない…。この辺は配慮、です。当たり前のマナーです。注意するにしても落ち着いた声で、難しかったらスタッフさんに頼みましょう。笑うときには手を叩かないように。軽い風邪をひいてる時はマスクをどうぞ。感染症はチケットを家族に託しましょう。


良いファンはマナーを守るファン、なのかもしれません。

他気になることがあれば劇場HP、公式HPをチェックしてください。matome.naver.jp

*1:一部例外的な人もいます

*2:そもそもそれが嫌いな人も大勢いる

*3:私は役者の腐媚をやめてほしいけどな